不動産購入 不動産選び いい不動産屋って?・27

■いい不動産屋って?

簡単に言えば、前述の不動産屋の真逆です(笑)。

・ 愛想笑いは要らないけれど、応対は、良いに越したことはない。(電話や店での応対が気持ちよいか)

・ 物件のよい点、悪い点を踏まえた上で紹介してくれる。

・ 疑問や質問に対し丁寧に説明してくれる。また、即答できなくても調べてくれる。

・ 残念ながらそこで良い物件が見つからなかった場合、何らかの対応をしてくれる(他業者を紹介するなど)、または自ら探そうと動いてくれる。または、根本的な

軌道修正への助言をしてくれる。

こんな感じでしょうか。

お客さんの立場からすれば、やはり、じっくり話を聞いてくれるか、というのは重要なポイントになると思います。

インターネット、情報誌、新聞広告……物件を探す方法はたくさんありますが、自分で探すのは、時間も手間もかかりますし、情報量が多い割に質がわからず、判断するのが難しくなります。やはり、プロの客観的な意見が欲しいところです。

そんなとき、やはり一番てっとり早いのが、不動産業者に問い合わせる方法だと思います。

つづく

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不動産購入はこわくない 不動産屋って入りづらいですか? ・26

■不動産屋って入りづらいですか?

「不動産屋」…その響きだけで、なんか足が遠のく人も結構いるらしいです。不動産屋のはしくれとしてはちょっと残念。どうも、バブル期の「地上げ屋」、「悪徳不動産業者」というイメージが尾を引いているらしい。それから、以前相談に行った時、不動産屋がわりと不親切だったなどという経験も、当然足を遠のかせる原因になりますよね。

実は私もその昔、土地を探していたとき、某(今はもう無い)不動産屋さんが、あまり親切でなかったですね。(ちくしょう!と正直なところ思いました。)何が不親切だったのか……、まぁ、今その不動産屋さんはありませんから、ちょっとは言ってもいいかな。まずは、初対面からして無愛想だった、そして、横柄な感じだった。それから、尋ねた質問に対して、ちゃんと説明してくれなかった。どうも、不動産屋としての知識も疑わしかったのかも。(なんだ、それって最悪じゃないか!)

私はその頃、リゾートの別荘販売をしていて、不動産業といえば不動産業でしたから多少の知識があり、不明な点を質問することも出来たし、その回答がいい加減だともわかったけれど、これが不動産に関して素人のお客さんだったら、わからないことも曖昧なまま、しかもそんな横柄な態度をとられたら、質問することさえいけないんじゃないか、と思ってしまうかもしれません。こうして、購入前にわかっていた方がいいことの半分も知らないまま、高い買い物をして、購入後にいろんな問題が出てくる………、悲しい話ですが、実はよくあることなのです。

よほど研究熱心な方で無い限り、不動産に関する知識バリバリで初めての相談をする人はいません。(いい不動産屋だといいんだけどなぁ)と思って、皆さんおそるおそる、電話や来店をされるわけです。

つづく

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不動産購入はこわくない え?イメージして頭を切り替える・25

■え?イメージして頭を切り替える?

しかし、例えば一戸建て新築希望をそう簡単にマンション暮らしや中古住宅に転向できるもの? でもそこは、発想の転換です。

先日、「中古住宅が欲しい」と電話を下さった方がいました。希望のエリアがあり、いくつか当たったもののなかなか思うような物件がありませんでした。その頃ちょうど、予算に合う中古マンションが出たのでご紹介し、見ていただいたところ、「マンションもいいね」ということになったのです。現在、気に入ったマンションが出るのを待っておられる状況です。

「一戸建て住まい」の頭だったけれど、「マンション住まい」をイメージしてみたら、意外に違和感がなかった、ということです。

なぜこんなにあっさりと頭を切り替えられたのでしょうか。それはこの方の場合、エリアと予算が主な条件であり、一戸建てかマンションか、というところはそれほどこだわる部分ではなかった、ということがわかったからです。

このように、最終的に、自分にとって譲れない条件は何なのか、妥協できる点はあるのか、優先順位をつけてみると、意外とあっさり切り替えられるものです。そうすると、いったんは狭められていた物件の許容範囲が、また広がり、良い物件にも出会いやすくなるのです。

でも、誤解なさらず。こうした例は、一見後退しているようでいて、冒頭で嘆いた「動機不十分のまま動き出し、やみくもに焦り、結局ふり出しに戻ってしまった人」とは全く違います。希望の条件に合う物件を探していく中で、いろんなことに気付きながら、頭を進化させていっているのだ、と思ってください。これは、物件探しをする上での大切なプロセスなのです。

どんな物件探しにも言えることですが、よい物件になかなか出会えなくても焦らないでください。不動産屋には、条件に合う物件が出たらすぐに教えてもらうようにしておき、(条件を伝える=いわば「登録」)、自分も、チラシや新聞広告、ネットや情報誌などチェックしたり、ときには「考えが偏っていないか、無駄なこだわりがないか」、柔軟に振り返ってみましょう。いろんな可能性を考えるということです。よく考えずに買ったものは後で後悔しますが、慌てず焦らず探したものは、愛着を持って大事にしますよね。住まいも同じです。

つづく

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不動産購入はこわくない  なかなか気に入った物件がない場合・24

■なかなか気に入った物件がない場合

だいたいこういった所は、駅周辺だったり、商業区域の中心です。バブル期の地価の高騰を引きずって(今はずいぶん下がってきたものの)、そもそも土地代が高いのです。狭い土地でも、郊外に比べると安くはありません。また、商業区域は、店舗や家が密集しているため、環境も重視したい人は、その周辺に建つ、新築ないし中古マンションを視野に入れるのも一つの方法です。土地を探している人も、なかなか希望の物件が出ない場合は、マンションの生活も考えてみては?ということです。また、中古住宅が建っている土地でも、程度が悪くなければその中古住宅をリフォームしたら、新しい住まいとして意外に満足、なんてこともあるかもしれません。建っているのが古い中古住宅だったら、壊して更地にすることも可能です。(不動産業者が間に入っていれば、その費用を売主負担にするか買主負担にするかで購入金額を交渉することも出来ます! 価格の交渉については、

57ページでも詳しく書きます。)

つづく

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不動産購入はこわくない ①まず希望条件(エリア・環境・価格・広さ)を書き出そう!・23

■①まず希望条件(エリア・環境・価格・広さ)を書き出そう!

いよいよ希望条件を具体的かつ詳細に考えていくわけですが、これは、作業としては「紙に書く」のがおすすめです。なぜなら、書くことで頭の中が整理されることが多いからです。(カレンダーの裏でもメモでもいいですが、「我が家づくりの記録」などと銘打ってノートをつくるのも、後で記念になります。写真を貼ったりできますし)

土地を購入して新築する場合でも、新築ないし中古マンションを購入する場合でも、中古住宅を購入する場合でも、すでに自分の住みたいエリアを特定している方と、そうでない方がいると思います。子供の学区を考慮したり、勤務地のそば、別居の両親のそばなど、ある程度限定されてくることもあるでしょう。

年配の方々では、どこでもいいけれど、なるべく平地で、どこへ行くにも至便な町なかに住みたい、という方も多いです。高齢になってくると、たしかに商店街もしくはスーパー、医療施設が近くにあり、交通の便が良い、というのは理想的ですね。ところが、そういうところは意外と物件が少ないのです。

つづく

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不動産購入はこわくない 良い物件にめぐり合ったら、いつでも購入できる態勢で!・22

■良い物件にめぐり合ったら、いつでも購入できる態勢で!

プロセス(1)の希望の条件を挙げる時点で、すでに自分がいくら用意できるのか、いくら借りられるのか分かっていた方がいいのです。

第一章でも書きましたが、「これだ!」という物件にめぐり合ったとき、ローン借入額が足りなくて買えないのは哀しいです。(手に入らないとなると、後で余計に「あれは本当にいい物件だった、あれ以上の物件はない!」などと、とても惜しく思えるものです。) 準備は早いに越したことはないのです。

ではどうすればいいのでしょうか?具体的に希望する物件がなくても、まず、金融機関に行ってみましょう。自分の取引銀行でなくてもいいのですが、ローン相談センターというところが併設されているはずです。ここで、自分の現在の給与・収入を基準に、借り入れ限度金額を出してくれます。そうすると、自分の出せる金額の限度がわかります。 自己資金+借入金=購入できる物件の価格となるのです。

(これについては、55ページにも詳しく書きました。いや、「しつこく」か。)

こうして予算を平行して考えることで、物件選びはより慎重になり、しかし、安心して物件を比較検討できます。(ちなみにローン申請をしてから内定が下りるまでに、だいたい1~2週間かかります。)

つづく

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不動産購入はこわくない 第2章 いよいよお楽しみ(?)物件探し・21

第2章 いよいよお楽しみ(?)物件探し

一、どのようにして自分の希望する物件に出会っていくのか

さて、第一章で、迷いがなくなり、自分が求める住まいへのビジョンがはっきりしたところで、いよいよ、希望する物件の探し方から無事契約にこぎつけるまでのプロセスについてアドバイスしていきます。

物件探しのプロセスは、土地探しの場合も、新築物件、中古物件探しの場合もどれもほとんど同じ。共通しています。

 

  • 希望の条件を整理する。(エリア・環境・価格・広さ等)

  • 情報を仕入れる(情報誌やネット等自分で・業者に頼んで)

  • 下見に行く(チェックポイント、質問事項の確認どき)

  • 比較検討する(妥協するところ・譲れないところ)

  • 決めて契約する(契約して手付金を納める)

  • 残金精算(所有権移転の登記)=引渡し(晴れて自分のもの!)

 

順序は前後することもありますが、だいたいこんなふうに進んでいきます。ところで皆さん、このプロセスと同時進行させたい、重要な作業があるのですが、何のことか、もうおわかりですね?

その通り!お金の用意です。

つづく

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不動産購入はこわくない マンションか戸建住宅か ・20

さて、マンションか戸建住宅かということで、時々話題からそれつつも書いてきました。しかし、いろんな条件を検討してもまだ決めかねるという人は、こんな状況を想像してみてください。

とある素敵な土地に、価格も全く同じ、広さや間取りも希望通り、

その他条件も希望どおり、という「マンション」と「一戸建て」が

建っているとしたら、どちらを買うか……

という究極の選択です。

(マンションに住んでいる自分、一軒家に住んでいる自分をイメージして、違和感の無いほう、これは直感でもいいのです。)

 

いかがでしたか?それでも迷う、という方は……、ぜひしゃべりに来てください。しゃべっているうちに整理されてくることは多いものです。また、私もここに書けないネタがたくさんありますから。

つづく

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不動産購入はこわくない これからの住宅事情はどうなる?・19

■これからの住宅事情はどうなる?

景気低迷の中、「中古」という概念が、昔ほど敬遠されなくなった今、先にも書いたように、「リフォーム」や「リノベーション」を施して、さらに長く使えるものにする、という考え方が浸透してきましたので、これからは中古マンション、中古住宅への需要が増えると思われます。このところ続いていた新築マンションラッシュも、供給がダブついてくるかもしれません。

さて、一戸建て住宅の新築状況はといいますと、若干上向きになりつつあるようですが、まだまだかなり冷え込んでいるのが現状です。土地を買って家を建てる、ということは、マンションや中古住宅購入に比べ、手間や時間がかかります。それを敬遠する向きもありますが、日本人特有の持ち家志向を根底にしっかりと持っている人は多いですから、いずれ、景気が少しずつでも回復し、価格を押し上げていた建設材料の高騰もおさまれば、戸建住宅の需要も増えてくることでしょう。ローコスト住宅の人気にならってか、高くて敬遠される大手ハウスメーカーも、近頃は、質を大幅に落とすことなく手の届きやすい価格の住宅を売り出し始めたようです。どこの業界でも、コストダウンとの戦いです。

また、住まいやライフスタイルへのこだわりがある人は、日夜、インターネット等を駆使して情報を集め、手間や時間をかけて研究し、妥協をしない家づくりしています。地方でも、町を歩くとお洒落な家が建ち、注文住宅の需要も伸びつつあるようです。このところ、TVの住宅番組等で、注文住宅の新築も身近に感じられるようになりました。自分達くらいの年代の家族が頑張って素敵な家を建てる様子に刺激を受ける人もあるでしょう。

つづく

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不動産購入はこわくない 中古住宅も人気・18

■中古住宅も人気

新築に比べ、「一念発起」のハードルが低いという点では、中古マンションと並んで中古住宅も人気があります。最近、中古住宅への問い合わせが増えています。

中古住宅は、「すでに建っている土地付き一戸建て」です。

マンションもいいけど、「住まいはやはり一戸建てかなぁ」という方は多いです。小さい子どもさんのいるファミリーは、騒音を気にして一戸建てを条件とする方も多いようです。中古マンションと同じく、価格が安く、程度の良い中古住宅を買えれば、ちょっとしたリフォームで快適に暮らせます。

価格もピンキリで、下は数百万円台、上は2千万円台までと豊富ですが、安い物件は安い理由があり、高い物件は高い理由があります。

安い物件は、ほとんど土地代のみの価格になっていることが多いです。建物も、築年数が古く、最近まで家人が住んでいた場合はまだ良いのですが、しばらく住んでいなかった家はほとんどボロボロで、更地にした方が売れるのになぁと思うこともあります。

さて、高い物件はどうして高いかというと、売る時点でまだローンが残っていることがあるからです。築年数の新しい物件は、全部とはいいませんが、住宅ローン残高が減っていない分、売りたい価格(土地代と建物代の総額)が、現時点でのその土地の評価額、その建物の評価額の総額を上回ってしまうことがあるのです。中古住宅でその価格だったら、他に安い土地を探して新築住宅を建てられるよ、というような売値が付いているのです。こういう物件は、交渉してもあまり価格が下がりません。安くしたくても、ローン残高があって安くできないのです。長くかまっていても時間の無駄です。

今までの経験上、安い物件と高い物件の中間の価格のもの(だいたい一五〇〇万円くらい)で程度の良い中古住宅が一番売れています。

程度の良い住宅とは、どんなに古くても、住人がキチンと手入れをしながら大事に住んでいた家です。だから、どんな人が住んでいたかは結構重要です。

つづく

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