不動産購入不動産選びマンションのメリット・デメリット ・12

マンションのメリット・デメリット

・基本的に共同住宅。上下左右に人の住む、大きな箱の中で暮らすイメージ。

・気密性が高い分、暖房等の熱効率も高い。

・構造が鉄筋コンクリート、もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造で耐久性が高い。

・新築ではオートロックや防犯カメラ設置は当たり前、また中古含めほとんどのマンションには管理人がおり、防犯面その他管理面での安心感がある。

・専有部分においては自分で自由に変更できる。

・ワンフロアで動線が楽、またバリアフリー設計がほとんどで段差がない。

・高層階は眺望がよい。(上層ほど人気で価格も高い)

・一戸建て住宅には付き物の草取り作業をしなくていい。

・管理組合が主体となって長期的な修繕計画を立て、メンテナンスを行なえる。

・管理組合の運営に参加するなど、管理費や修繕金を払う以外にもルールがある。

・ペット禁止の中古マンションが多い。

・騒音や生活音について、他の住戸に気を使う。

土地の立地条件や建物だけで比較ができないのが不動産ですが、まず、一戸建てとマンションのメリット・デメリットだけを箇条書きで比較してみました。いかがでしたか? 独立住宅と集合住宅という点で、建物が大きく違うわけですが、一番の違いは、維持管理の面において、完全に個人の自由で管理するか、強制的に管理組合に入り、管理費等も払うけれど、その保護という恩恵を受けるか、という点です。

つづく

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不動産購入不動産選び マンションがいいのか一戸建てがいいのか・11

マンションがいいのか一戸建てがいいのか。

さて、一戸建てとマンションでは様々な違いがあります。一戸建てかマンションか、どちらが○でどちらが×とは言えません。自分にとってはどちらが向いているのか、これから挙げるメリット、デメリットなどを参考に、「自分が住むことをイメージ(シミュレーション)しながら」検討してみてください。

☆一戸建てとマンションのメリット・デメリット比較

一戸建てのメリット・デメリット

・賃貸住宅や、土地が借地権である場合をのぞき、土地も建物も全て自分の所有

であり、自由に使用できる。

・敷地に余裕があれば、駐車スペースや庭を作れる。

・開口部や居住スペースを広く確保しやすい。

・ペットも気兼ねなく飼える。

・マンションよりも騒音などに気を使わなくてすむ。

・リフォームや増築などが自由にできる。

・木造の多い戸建住宅は、鉄筋コンクリート造りのマンションに比べれば構造的には劣るといえる。

・防犯面では、開口部や死角の多さでマンションに劣る。

・土地、建物の管理は、常に自分でしなければいけない。

つづく

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不動産購入不動産選び情報収集までのプロセス ・9

■情報収集までのプロセス

購入までのプロセスは普通の買い物と大体同じですが、不動産の購入ともなると、大きな決断を伴う様々な選択肢が出てきて、ひとつひとつクリアしていかなければなりません。最終的には、買うのか買わないのか、という「大決心」をして契約に至るわけですが、広告、情報誌、インターネットなど、いろんな物件情報がたくさんある中から、自分たちに合ったものを選び出さすのは、とても大変かもしれません。金額が大きいし、失敗はしたくありませんから、慎重になるのも当然です。

まずは、自分がどんな住まいを求めているのかはっきりさせましょう。すでにはっきりと心が決まっている方はいいのですが、一戸建てもいいけどマンションもいいかなぁ、などと迷っている方もあるでしょう。また、一戸建てでもマンションでも、新築物件と中古物件があります。こちらも、これからの暮らしを左右する重要な選択肢です。でも、迷うことはとてもいいことだと思います。自分や家族の生活についてじっくり考える機会になるからです。大いに悩みましょう。

つづく

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不動産購入不動産選び「欲しいけど買えない」の哀しさ ・8

■「欲しいけど買えない」の哀しさ

この方は、他の不動産屋さんの物件をいくつか見た後に、中古マンションを欲しいと、私のところへ来られました。ご紹介した物件は、価格も承知の上でご覧になり、ご主人も奥さんも大変気に入られました。

売主さんも含めて前向きに話を進めていたある日、「希望した金額が貸してもらえない」と電話がありました。銀行の借り入れ限度額が低く、自己資金と合わせても物件購入価格に手が届かない、というのです。私も、売主さんに値引き交渉するなどしてなんとか、と思ったのですが、値引きしたとしてもまだ手が届かない、他に支援してくれる親族もいないということで、結局その方は購入を断念せざるを得ませんでした。

ではどうしたら良かったのでしょうか。

二章でも詳しく書きますが、やはり、具体的な物件を見る前に、金融機関の相談窓口に行きましょう。

後述の「これだけはチェックしたい、不動産購入前の8つのポイントの⑧(55ページ)」にも、しつこく記載しておきます。これはもう、口を酸っぱくして言いたいことだからです。「欲しいけど買えない」は、やっぱり哀しいですからね。

さて、次からは、不動産購入が現実味を帯びてきたことを前提に、具体的にお話していきましょう。

つづく

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不動産購入不動産選び動機はあるものの、住まいへのビジョンが明確でない人へ ・7

■動機はあるものの、住まいへのビジョンが明確でない人へ

①、④、⑤の方はちょっと後回しにさせていただいて、先に、⑥の方にお話します。新しい住まいで新しい暮らしをしたい、という希望だけはあるけれど、実際には、自分にはどんな家があっているのかが分からない、という方は、予算も含めてまだ本気モードになっていないことでしょう。予算については後で詳しく書きますが、予算は、住まいと暮らしへの夢を膨らませる際に、常に平行して考えていくべきです。

お金のことが最初に頭にあると、家についての夢が膨らませられないんじゃないか、と思われるかもしれませんね。でも、意外とそうでもありません。

もちろん、夢や理想の世界から、一気に現実に引き戻す材料ではあるのですが(笑)、使えるお金に限りがあるのなら、「これだけは譲れない」というポイントを厳選して絞り込めますし、何より、夢や理想の世界が一気に現実味を帯び、本気モードに突入しやすくなるからです。

住まいへのビジョンがはっきりしていなかった方は、予算を一緒に考えることで、

「流されていてはダメなんだだ、自分の意思で主体的に決めていかなくては」と気付くでしょう。それによって「よし!購入を前提に真剣に考えよう!」ということになるかもしれないし、逆に「今は家は要らない。もう少し力を付けてから」という方もあるかもしれません。また、予算を把握することは、具体的に物件を求めている人には、より大切なプロセスです。以前こんな事例があったのでご紹介します。

つづく

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不動産購入不動産選び動機は十分!じゃあ、次はどうする?・6

二.自分に必要な買い物はどれかわかりますか?

 

■動機は十分!じゃあ、次はどうする?

不動産購入を考えたとたん、「さあ今度の日曜日、物件見に行くぞ!」と意気込まないでください。モデルハウスもモデルルームも中古住宅も、見学はあとでゆっくりと、その前にまだ、もう少しお付き合いください。

ここで整理しますと…

  • 土地を買って家を建てたい人

② 土地はあるから家だけ建てたい人

③ 今の住まい(戸建て、マンション共)をリフォームしたい人

④ マンションが欲しい人(新築・中古)

⑤ 中古住宅が欲しい人

⑥ 自分の求める住まいがまだはっきりしていない人

このうち②・③については、不動産屋は直接関係ないので、後ほどサラリと触れることにして、この冊子では、①家の新築を前提に土地を買いたい人、④マンションを買いたい人、⑤中古住宅が欲しい人、⑥まだはっきりしていない人、についてアドバイスしていきます。

つづく

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不動産購入不動産選び例えが自分の話で恐縮ですが… ・5

■例えが自分の話で恐縮ですが…

私は子供のころ、本家の離れの、小さな小さな家で暮らしていました。今考えれば、母と二人で暮らすには十分な広さでしたが、知らず知らずに、大人になったらデカイ家を建てて住むんだ!という野望を持って生きてきたようです。諏訪湖をのぞむ傾斜地の一番下に、安い土地を購入した私が独身時代に建てた家は、建てるからには居間も十帖以上、自分の部屋も十帖以上、子供部屋も十帖以上、とにかく広くなきゃダメだ、ということで、大きな家への執着がそのまま形になったような家です。(いえ、大きいといっても、敷地は狭いんですよ)

しかし、建てて5年目に嫁いで来た嫁からは、「無駄に広い」、「掃除が行き届かない」、「寒いときすぐに暖まらない」、「敷地いっぱいに建ててあって、まとまった庭がとれない」と不評。しかし一番不評を買っているのは、「これだけ無駄に広い部屋が多い中で、あたしの使うキッチンがたった4帖!(怒)」

………………。

話がそれてしまいましたが、とにかく、「絶対に大きな家に住むんだ!」と心に誓った私のような話は極端な例としても、動機は、主体的であれば何でもいいのです。

つづく

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不動産購入不動産選びその漠然とした不安は「動機があやふや」なのが原因だった! ・4

その漠然とした不安は「動機があやふや」なのが原因だった!

それにしても、こんな「漠然とした動機」で、不動産購入への道のりを歩き出してしまう人、実際にいるんでしょうか? まるで、人が集まっているからとバーゲン会場に吸い寄せられて、要らないものまで買ってしまう、うちの嫁みたいな話です。

ところが、意外なほどよくある話なのです。

「家は今が建てどき」などという、期限の区切られた情報を聞きかじって、やみくもに焦ることなども同じで、「はじめに」にも書きましたが、そういう人ほど、話が進んでいくにつれ、どんどん不安が募っていくのです。そして、いざ購入する段になって、このまま購入していいのか?という疑念にさいなまれ、ある日突然ふりだしに戻ってしまう、という気の毒な経過をたどることが多いのです。

不動産は大きな買い物です。要らない服を買って後で後悔する、というレベルの話ではありません。 動機がはっきりしている人でさえ、購入の決断をする時は、多かれ少なかれ不安があります。でも、動機があやふやな人は、例えば5つですむ不安材料が、2倍にも3倍にもなってしまうのです。

情報に踊らされ、人に流されて焦る、しかもそこに、○名様限定、○月までに買わないと損、などと「限定」でもされようものなら……不動産購入だけに限らずよくあることです。これだけ情報が氾濫している現代では、流されやすくなるのは仕方が無いのでは?とおっしゃるかもしれませんね。しかし、なにもすべての情報の中から正解を得ようとしなくても、よくよく冷静に考えてみれば、四つ~五つ、情報を比べてみるだけで、かなり絞られてくるはずなのです。でも、忙しい毎日の中での、そういった作業は、やはり、「住まいに対する夢」を持ってこそはじめて、楽しんでできるというものです。 不動産購入における最も大切なものは「主体性のある動機」、そしてその元となるのは「住まいへの夢とビジョン」なのです。

つづく

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不動産購入不動産選びいったい私はどんな暮らしがしたいの?・3

第1章  いったい私はどんな暮らしがしたいの?

一、まずは自分の気持ちを確かめよう

衣食住は、人によってこだわるところが違いますね。「生涯に一度は家を持ちたい」、という方もあれば、「私は子供の教育に惜しまずお金をかけ、住居は、住めればどこでもいい」、という方もいるでしょう。お金の掛けどころへの考え方は人それぞれ違うものです。この冊子では、住まいのことをそろそろ真剣に考えたい、住まいをどうにかしたい、レベルアップしたい、住まいへの夢がもう結構膨らんでいる、という方を対象にお話していきます

■ちょっと待った! 家、本当に欲しいですか?

住まいをどうにかしたい、と考えるには何かきっかけがあったはず。

・ 今住んでいる家、そこら中ガタガタ。冬寒いし。何とかしたい。

・ 親の土地と家を相続し、そこに住むことになった。何とかしたい。

・  テレビのリフォーム番組に心を奪われた。新築の予算は無いがリフォームなら…。

・ 現在アパート暮らし、二人目の子供が生まれて手狭になってきた。上の子が小学校に入る前に考えようか……。

・ 「こんな土地に住めたらなぁ」という、気になる土地がある。

・ 友人の新居を訪問したらとても素敵だった。いいなぁ。ウチも…。

・ 最近、分譲マンションがたくさん建ち始めたなぁ。最近、友人の多くが、立て続けに購入を決めた。なんとなく焦ってきた…ウチもなんか考えなきゃ?

など、具体的だったり漠然とだったり、何かきっかけがありますね。右のうち6つ目までは、必要性もしくは、住まいに対する夢や、将来のビジョンがあります。しかし、最後の「友人の多くが立て続けに購入を決めている。ウチも…」という動機は、6つ目に似ているようでいて、主体性に欠けているところが決定的に違うのです。

つづく

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