不動産購入はこわくない 後悔しない不動産選びができる ・34

  • 自分はいくら借り入れできるのか。(予算について)

これは質問というより自己診断になります。これまでもかなりしつこく書いてきましたから、またかと思われてしまいそうですが、やはり一番大切なことなので、何度でも言います。 たくさんお金があって、現金一括払いで買える人はいいですが、住宅ローンを組んで借り入れする人がほとんどだと思います。ところが、「さて、自分たちはいったいいくら借り入れできるのだろう」ということが、意外とわかっていない方が多いです。そして、わかっていないまま物件を見てしまい、すごく欲しくなる。自分が探していたのはこれだ!というような物件に出会ってしまう。しかし、いざ購入を現実的に考えたとき、借り入れできる金額が足りなくて、「欲しいけど買えない」ということになってしまうことがあるのです。私も悲しいのです。

そうならないために、早いうちに金融機関に相談に行ってください。

金融機関には、「住宅ローンセンター」という相談所が併設されていることが多いです。通常の窓口とはまったく別の窓口ですし、銀行によっては別棟になっているところもあります。物件は決まっていなくても構いません。自分たちの今の収入に対しいくら借り入れができるかがわかれば、安心して次のステップへ進めます。

自己資金+借入金=購入できる物件の価格(予算)  です。

さて、借入金の審査基準としては、「年収に対する返済比率」というものがあります。一年間に返済できる金額は、だいたい年収の30~35%とされており、例えば年収500万円(手取りじゃなく総額です)の人なら、500万×30%=150万円です。ということは、月々の返済可能金額は、単純計算で12万5千円です。

例として、ある人が元利均等方式で、2.5%(今の金利の相場)で、一般的な25年ローンを組み、1000万円借りたとすると、細かい計算は省くとして、この人の月々の返済額はおよそ4万5千円くらいになります。(ボーナス払いもなし)

そこで先ほど、月々の返済可能額が12万5千円だった人はどうかというと、非常に大ざっぱな計算で、4万5千円の2.7倍くらい返せるわけだから、単純に考えれば、1000万円の2.7倍の、2700万円が借りられる、という計算になるのです。これはあくまで目安であり、各自の事情によっても異なりますから、くわしくはローンセンターに行って計算してもらいましょう。こうして、早い段階で、借り入れできる金額が決まっていれば、「ほしいけど買えない」ということがなくなります。

つづく

 

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