不動産購入はこわくない リノベーション……住環境も「エコロジー」の時代 ・17

■リノベーション……住環境も「エコロジー」の時代

お話ついでに、「環境への配慮」といった観点からも、今後リノベーションは浸透していくと思われます。「リサイクル」、「リユース」、「エコ」など、限られた資源を大切に使い、ゴミを出さないという意識は、衣食住すべてにおいてこれから大変重要になっていき住環境においても、既存の建物を再利用するということは、実は「限られた資源を大切にする」、「持続可能な社会」といった、大変意義のある選択でもあるのです。

これはマンションに限らず、一戸建て住宅にも言えることです。

ます。もはや、新しいマンションをどんどん建てては壊し、という時代ではないのです。私の学生時代の先輩で、現在、建築家として全国で活躍する、※瀬野 和広氏(瀬野 和広+設計アトリエ代表 東京)が、住宅を設計する上でいつも言っていることがありますのでちょっとご紹介します。

「次代に確実に受け継がれるための家づくりが、私の『設計の当たり前』。循環型社会形成の家づくりを目指しています。20年後の粗大ゴミづくりだけはしたくないから。」

まさに「持続可能な社会」の実現を、家づくりのプロとして提案しているのです。

また、瀬野氏が新築だけでなく住宅のリフォームも多く手がけるのは、既存住宅は大きな『資源』であるから、と明言しています。(さすが人気リフォーム番組の「匠」です!)

こちらもまさに、「リサイクル」、「リユース」、「エコ」の精神、「もったいない」の精神です。これは一時のブームでなく、今後の地球環境を守るキーワードとなるはずです。

つづく

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